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自然由来の殺虫剤は安全なのか?

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昨日は大雪でしたね〜
30cmくらいは積りました。





樹木の枝も折れたりと結構被害がありそうな我家の庭です。





自然由来の殺虫剤は安全なのか?



お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、新たに無農薬・減農薬カテゴリを作りました。
私のブログは見づらく、長文でだらだらと文字の羅列が多く、それだけで読む気が失せるかもしれませんが
本当に知りたいと思う方は、きっと面倒でも読んでくださっていると思います^^
ですから今後このスタンスは変わらないと思います。


それで、今日の記事のテーマですが。。。
農薬は危険、でも化学物質由来ではない微生物由来の殺虫剤は安全だよね♪と思っているアナタ。



そう、そこのアナタですよ!


はじめに申し上げておきます、そんなにうまい話はありません!(きっぱり)
不都合な話を知りたくないという方は、ここより下記はお読みにならないほうがよいでしょう。










では本題です。

バラ栽培でも所謂農薬、つまり化学物質由来ではない殺虫剤というものが存在します。
つまりニームであったり、BT剤と呼ばれるバチルス・チューリンゲンシスの毒性を利用したものなど。
ここでは安全性が高いと言われるBT剤について書きます。例えばゼン◯ーリという水和剤ですな。


「は?国の認可を受けてるんだから安全に決まってんじゃん」と思ったアナタ…
何度もこのブログに書いていますが国・認可機関(厚労省や農水省)のお墨付き=安全、ではないのですよ、残念ですが。。。



まず…このBT剤とはなんぞや?ですが
バチルス・チューリンゲンシスという菌、要するにバクテリアなんだけどね。これが出す毒素が蝶類、蝿類、甲虫類に効果てきめんなんだってさ。
殺虫性のあるタンパク質でそれらの虫類の腸に穴を開けちゃうんだって。
で、人間や動物には毒性が低いんだって。
しかも化学物質由来の農薬じゃないってもんで天然由来の自然派殺虫剤だから人間に優しい♪
のだそうです((´∀`))ケラケラ



また出たよ!人間や哺乳類には毒性が少ない
そんな都合の良い話、ありますかって。
化学物質由来でなければ安全ですって??
じゃあ、もし同じく菌の一種であるボツリヌス菌由来の殺虫剤があったら使いますか??



このバチルス・チューリンゲンシス(以下BTとします)はいろんな文献を見てみると人間にも下痢毒性があるんだって。
それからね、BT菌が何故このような毒性を持つのか毒を生産するのか、変異したのかは未だに解明されていないのだそうです。
解明されてないのに安全??謎…



それから恐るべきことがあります。
このBT菌を遺伝子組換え作物として組み込んだ食物を食べた動物たちが病気になったり死んだりしているんだって。
ラットで実験すると腫瘍ができちゃうんだって。蝶や蜂が死ぬだけではない…Σ(・□・;)
BT菌を散布した植物の根などからも伝ってBT菌が地中の有益な微生物も殺しちゃうって話も。
んなもんで、フランスでは安全性に不安があるということで昨年BT菌の見直しが決まったそうですよ。




気になった方は色々調べてみてください。もっとショッキングなことがわかるかもしれません。
すでに私達が日常食べている野菜にも遺伝子組み換えでこのBT菌が入ってるんですから。OMG…
え?知りたくない??
ですよね、知りたくないですよね。怖いですよね。
なんでこんなに危険なものが次々と認可されてしまうんでしょうね。
全くもって理解不能です。




使うも使わぬもアナタ次第…




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