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フラウ・ドクトル・シュリッカー開花

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苗からは全て摘蕾して、萼が開いてきていた蕾を室内で活けました。
濃厚なダマスク香です。気温がもっとあり湿度もあったらもっと香るでしょう。
5段階で言えば、ダマスクレベル3.8〜4ってとこかな??(実は今、風邪で鼻がつまりぎみ。それでも濃厚な香り)
本当に強香のダマスクと比べたらそりゃ劣りますがね。。。
でもかなり香る部類だな。これが香らなかったら嗅覚を疑うべきかもしれない。ただし。環境などによって同じバラでも香ったり香らなかったりしますけどね。
以前から書いてるけど、基本的に香らないバラは集めない主義です…


チャイナローズですが、一般的なチャイナローズとは違った雰囲気。
花径はフォーエバーローズの大輪くらい。色はマルセイユフォーエバーに似ているかな??もっと濃いかな?
或いは、イブ・ピアッチェとか。








リンク→ローズアンティークさん・フラウ・ドクトル・シュリッカー





このバラは結構強健です。
親木を育てていた頃はほぼ病気に罹りませんでした(若干黒星ありでしたがすぐに新しい葉を展開)
樹勢わりと強いです。四季咲きです。
オールドローズでもチャイナ、ティーなどはあまりダマスク香はないですが(フランシス・デュプリュイ、モーグルミステリーなど少数。フランシス・デュプリュイがダマスクレベル3.8〜4、モーグルミステリーがダマスクレベル4.5)
そして花形もご覧のとおりカップ&ロゼット。
夏花は多分にもれず薄着でデロ〜ンとしてしまうこともありますが。
でも元々の花弁数も多めだから、そこまで酷くはないかと。
個人的にオススメです。無農薬でも行けると思いますよ〜
あ、ただし。無農薬をやりたい場合は、知識がないまま突然無農薬だと初めの1〜2年はぐずるので(だって、それまで農薬漬けだったのですから)
減農薬から始めるとよいと思いますよ。
一般的に初めて買ったバラも同じで生産段階から農薬漬けなので、無農薬栽培するぞ→病気が出る→対処法がわからない→やっぱり無農薬栽培は無理、なんてことになったらやる気なくしますよね〜。

知識のないまま、っていうのはですね、農薬は対症療法であると以前にも書きましたが、ただ薬で症状が出るのを抑えているだけです。
病気は実は治っていないのです(だから薬効が切れたらまた再発する)
ですが無農薬となると小手先騙しは通用しないんです。うどんこ病ならうどんこ病になる原因を解明し対処しなければうどんこ病は治りません。
そういった意味で経験とある程度の知識が必要です。
それでも、無農薬にしていれば年々病気に罹りにくくなるし、うどんこ病も出なくなってきたりしますが。
免疫がついたのか、免疫が強くなったのか?無農薬になってそれまで人間の散布する農薬に頼りきって何も対策をしなくなったバラの、本来働くべき免疫が復活するためか?
わかりませんが、強くなります(元々の苗の状態が悪くない限り)


あと無農薬は完璧主義者向きではないです(少しの病気でも許せない、葉が痛むのも許せないなどコンテスト花のようなバラをお望みの方)
私の場合は大苗で買っても初めから無農薬ですがw
農薬漬けの期間が短ければ短いほど、脱農薬は比較的容易なのではと。
ですから今まで農薬散布されていた方はじょじょに散布量を減らすことですかね。
人間でもそれまで薬を常用していて突然、薬をやめたら体がついていけなくて体調を崩すので、通常は減薬から開始ですし。
それから、無農薬栽培をする場合は用土をよいものにし、極力、化学肥料を使わないことですね。
前回農薬は化学物質だと書いたけど、化成肥料もまた合成された化学物質には違いないのでね。

そういったことは後日改めて私見ですが改めて書くつもりです。


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