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セントポーリアにはピートモス

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実はメルカリで購入してくださった方から、以前ご紹介したロシアの栽培家御用達のピートモス「クラスマン」がどこかで話題になり?
本日売り切れてしまったとご連絡がありました。。。
これから購入を検討されている方もいらっしゃいましたので、在庫の復活があると良いですね。
自分で調整できる方は、大容量になりますが酸度未調整ピートモスを調整して使われても良いと思います。
ただし粉状のもではなく、ある程度繊維の残るものでないと通気性が悪くなりますのでご注意ください。
具体的には0〜20mm程度の混合されたものがベストです。
バルト産(ラトビア、リトアニア、エストニア)のものを推奨いたします。




私が使用のピートモスです↓





こんな感じです。
酸度調整、少しくん炭入れてみました。
phは6.0〜6.5の間です。
正確にph測定しています(3回行います。竹村電機製作所製試薬。ガラス電極pHメーターに匹敵する精度)
ふわふわで通気性が良いです。
パーライト等を追加前の状態です。


ご希望の方に私がブレンドしたものをお送りしたら、見たことのないふわふわ用土だと驚かれていました。




以前も書きましたが、セントポーリアの愛好家?が良く使われているカナダ産酸度調整済ピートモス、初期肥料添加、湿潤剤添加のものだと
セントポーリアの根がどんどん細くなっていきますのでご注意ください(観察してきました結果です)
具体的にはこんな根です↓









個人様から苗を購入するとこんな感じの根です。
バーミキュライト、パーライト主体プラス、カナダ産酸度調整済、初期肥料添加、湿潤剤添加のもの。
大抵は根が細く少量の根で、根の量に対して地上部が不釣り合いに育っていることが多いです(肥料ブースト効果でしょう)
人間に例えてみれば、内臓の育っていない子供が不釣り合いに高カロリーの食事をして内臓は幼いまま、身体だけが大きくなるイメージ。


バーミキュライト、パーライト主体の用土は正直言って管理が難しいです。
なぜだか日本ではピートモスが嫌われているようで避ける方が多いです、もったいないことです。
そのうち、ピートモスの栽培法をご紹介いたします。
はっきり言って、バーミキュライト、パーライト主体の用土よりはるかに難易度が低いです。
根張りも良いです。
ただし適したピートモスを使った場合の話ですが。
ピートモス主体用土とバーミキュライト、パーライト主体用土の管理は違います。




下記は2.5号ポットにピートモス用土に植え付け1ヶ月が経過したのち、根が底に到達したので2週間前に3号ポットに鉢増しをしたセントポーリアです↓









LE Tantsor Disko (ЛЕ Танцор Диско)

ウィック栽培ではありませんので、もっとピートモスの割合を増やさないといけないようです(根が乾燥気味なので)
肥料も3ヶ月ほどあげていませんので、そろそろあげないとですね。
葉が小さくなってきちゃいました(それでも肥料過多よりダメージはありませんが)
これではまだ、根張りがバリバリとは言い難いですよ〜。



日本でセントポーリアが普及するためには、比較的容易な栽培法を普及させる必要があると感じます。
つまり誰でも気軽に育てられる用土、栽培法でないと、セントポーリアは難しいと敬遠されて普及せず
セントポーリアの愛好家、マニアの方は高齢の方が多いのでいずれ廃れていくと思います。
愛好家やマニアの方がセントポーリアを難しい植物とし、旧態然とした難しい栽培法をセントポーリアのスタンダードの栽培法としているうちは
セントポーリアが誰でも気軽に栽培できるほど普及はしないでしょう。
それともマニアの仲間内では普及したら困るのかしら。。。
いえね、セントポーリアを普及させたいとおっしゃる割には異常な高値をつけたり
結局、今だけ金だけ自分だけみたいな方を複数見てきましたのでね。
どんなに良いセントポーリアがあっても、今では良心的な出品者様からのみ購入しています。
口が悪くて申し訳ありません。
そういえばブログを更新していない去年の暮れ、実はとあるYouTube番組にゲスト出演の依頼があり
1時間ほどのトークでしたが、ズバズバと言いたい放題(笑)してきました。
恥ずかしいので、番組名は伏せておきます(植物とは全く関係のない番組です)
これからもズバズバ思うことを書いていこうと思うので
不快に思う方は、このブログをそっ閉じしておくことをお勧めいたしますm(_ _)m










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