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メルカリでの出品

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初めてメルカリで余剰セントポーリアの出品をしました〜。
おかげさまで1日で完売しました。
私は販売目的での増殖ではなく、保険苗を作るのにどうしても余剰がかなり出てしまいますので
相場と比較してかなりお安めに出品しました。
まだまだ余剰苗がたくさんありますが、第4種郵便の梱包資材不足で出品できずにいます。
宅急便での発送は大丈夫なのですが。




メルカリ、送料込で手数料取られるのは痛いですね〜。
何でそんな手数料システムにしたんでしょうか。
実はメルカリのあの売買システム(サイト)を作ったのは私の従兄弟なんですよ(メルカリの経営陣、役員やってます)




そしてなんとメルカリに出品したら、複数の読者様にお会いしました。
まさかセントポーリア関係でこのブログを見てくださる方がいらっしゃるなんて。
読者様ならご存知の通り、セントポーリアのベテランなら眉をひそめる栽培法、用土なので
参考にされている方はあまりいらっしゃらないだろうなぁ、と思っていたんです。
そしてこのブログでワクチンについても初めてそんな状況になっているのを知ったという方もいらっしゃいました。
大変嬉しいことです。
メルカリ購入時に「ブログ見てます」とおっしゃっていただいた方にはオマケしちゃいます♪( ´▽`)
そもそも販売目的での増殖ではないので、セントポーリアをかわいがってもらえたらそれで良いのですから。。。
余談ですが、以前はサイトで無償提供していました。
ですがトラブルに巻き込まれてしまい。。。
今までかかったセントポーリア費用を少しでも回収しようだなんて、これっぽっちも思いません。



セントポーリア関係の読者様は私のブレンド用土に関心がおありの方がいらっしゃるようです。
ペレポスト栽培は以前も書きましたが、どうしても乾かすとダメになる(菌が死ぬ、セントポーリアから水分を奪う)ので
身近でコスパも良いものはないかな〜と半年くらいロシア、ウクライナの方の用土を片っ端から調べて今のピートモス主体用土に辿りついたんです。
あちらではバーミキュライト、パーライトのみの用土や、バーミキュライトは使っていません。
日本のセントポーリア愛好家の中ではピートモスが根腐れになるなど評判が悪いですよね。
でも世界基準ではピートモス用土が普通です。



そういえばウクライナのセントポーリア愛好家は戦争で大変とお思いの方が多いと思いますが
ウクライナではロシア系住民の住むドンバス地方以外は至って平常運転です。
セントポーリアの展示会も普通に行われていて平和そのもの(つまり日本の報道は嘘)
キエフ(キーウ)の街中ではのどかで、どこにミサイルが落ちてきたんでしょうね苦笑




ピートモス用土ですが、植え付け1ヶ月程度の根はこんな感じです↓








3オンスプラカップ(2号ロングポット相当)
こちらメルカリで購入された方にお送りしたロシア種です。
用土が乾いていないので、根が見づらいかも?
このくらい根が張れば合格点かなぁと思います。
フカフカしてそうでしょう?通気性もとても良いです。
しかしこの用土を作るのに約1ヶ月ほどかかるのが難点。。。
大量に作ることもできません。
ウィック栽培だとこのままで良いのですが、上から水やりの通常栽培だともっとピートモスの割合を増やさないと乾燥が早いです。
ペレポストと違い、乾燥をしても大丈夫です。
ただセントポーリア(どんな植物でも)乾燥させすぎるのはNG。
理由は乾燥で根が痛み、そこへ水やりで水分が入ってくると根腐れにつながるからです。
また、乾燥させて液肥をやると同じく根が痛みます(私はやらないけれど殺菌剤などの農薬、薬浴も同じ)
肥料を与える時は必ず湿らせてからが鉄則です。
またピートモス用土では、液肥や肥料は少なくです。
保肥性が高いので濃度が高いと肥料焼けして最悪枯死しますのでご注意下さい。
ロシア、ウクライナの方の施肥はウィックの場合、液肥1000倍とあったらその4倍、つまり4000倍です。
またウィック栽培の場合、容器に常に薄い液肥を入れておくわけではなく、普通の水やりのように施肥されている方も(月1回程度)
容器は水のみ。
考えてみればわかりますが、常に土壌に一定濃度の肥料が存在しているというのもおかしな話ですよね。。。
肥料を消化できるほどセントポーリアが元気なら良いのですが。
しかもウィック容器の水は全てセントポーリアが吸収しているわけではなく、かなりの割合が水の蒸発で失われているとみています。
そこに濃い肥料を入れていたらどうなるでしょうね。。。
濃縮されて用土に蓄積していきます。
そうなると、セントポーリアはどんどん弱ってしまいます。
セントポーリア(植物)はやっぱり根が命ですね。
これらのバランスが崩れるとすぐに病害虫にやられてしまいます。


あと土壌のphがアルカリ性に傾いてもNGなんです。
セントポーリアに最適なphは5.8〜6.2と言われています(5.5〜6.5の範囲)
肥料を与えても葉の色が薄い場合、phが不適切な場合があります。
葉が黄色っぽい、薄い=窒素不足とは限りません。
窒素を吸収できないのかもしれません、あるいは硫黄不足でも同じ症状が出ます。
詳しくはそのうち書こうと思います。

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