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バラの挿木にペレポストがいける&カミキリムシにやられてバラが枯れた件

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以前からバラ栽培でもご紹介しているペレポストなんだけど
これ、挿木にも使えるよ。
こういう情報はどんどん出して共有したいな〜、秘密にしておくとかただの自己満足だし。
ドヤりたいという自己顕示欲も承認欲求もないしね。
それに少しでも無農薬栽培をする人が増えて欲しいから(ペレポストを使用するということは少なくとも殺菌剤は使えない=減農薬ということになるから)
※ただし試す場合は、自己責任でお願いします。



1月にERムンステッド・ウッドを地植えから掘り上げて鉢植えにしたのね。
なぜかというと、植えた場所が壁際で真夏に乾燥が激しくすぐ水切れしちゃうからもう耐えられなくて。
大きいので、かなり根っこを切ってしまって、剪定も強剪定。
そうすると良い枝がなんだかもったいなくて、ペレポストで植えたランの鉢にブスリと挿しておいたというわけ。
挿したあとはたいして水やりもせず(寒い屋外温室だから、ランも生命線ギリギリの温度で水やり多くできない)
放置しておいた。


そして今日見たら、まだ挿したバラの枝が元気そうに見えた。
ちょっと挿木にするにはギリギリの若干太めの枝で、バラの挿木の場合、葉が展開していても
根が出ているとは限らないから、期待せず(そもそももったいなくて挿しただけ)挿してあるランの鉢を崩してみたら
なんと!根がだいぶ伸びているではありませんか!
そして、おもしろいことに、産毛もないツルツルの太い根が出てるではありませんか〜。
しかも頑丈で硬いんです。
セントポーリアでもピートモス混ぜても細い根ですが、ペレポストだと太い頑丈な根。
あ、うちのペレポスト需要が増えてしまい、今年のバラにはあまりペレポストを使えなかった(涙)




画像じゃよくわからないかもですが、この枝、挿木のサイズからして、根が太いです。
黄ばんでいる部分はペレポストに埋まっていた部分。
今日他のバラの挿木(大好きなヴィニヤードソング、ピンクペット、エクセレンツ・フォン・シューベルト)も成功していたんだけれど
それぞれ赤玉オンリー、ピートモスオンリー、ピートモスと山砂とそれぞれ違う用土に挿したのね。
そうしたらこのペレポストが1番根が伸びて太く、次にピートモスと山砂もしくはピートモスに挿したもの
そして赤玉オンリーに挿したのが1番根も地上部も貧弱でした。
因みに剪定がてら、バラの植えてある(親)の鉢に挿したのは成功しているか知る由もないです。
ERビショップズ・キャッスル、ちょっと成功して欲しいんだよね〜、なんたって日本未発売だし
今は多分ローカルな知る人ぞ知るみたいな店でこっそりと増殖している可能性があるけど、基本的に入手不可だしね(アメリカ輸入くらい?)
うちのビショップズキャッスルは、カミキリムシの幼虫にやられて台木にぽっかり空洞ができて、それでもまだ生きている感じ。
挿木したヴィニヤードソング、これ大好きで絶対に失いたくないバラなんだけど、どこにも売っていないから保険。
ピンクペットもどこにも売っていないけど、たくさん剪定枝が余って挿した。




エクセレンツ・フォン・シューベルトも大好きなバラだったのに、なんと、直径5cm弱の太いバラだったのに
カミキリムシにやられて、枯れたんだよね(涙)
3年くらい前にカミキリ被害に気づいて、それでも咲いていたんだけど、去年の7月、春の開花後とうとう力尽きて一気に枯れた。
高さ2m以上はあった。
すごくショック…





殆どの枝が枯れてきて、緑だった枝が萎びてきて気づいて、慌てて怪しいけど緑の枝を2本カットして
それを4分割して初め、水差ししたけど発根せず。
しかも数回、猫が枝を加えて走って(笑)何度も乾燥してしまい…
たまりかねて11月下旬ににいったん切り口をカットし、ピートモスに挿した。
もう殆ど諦めていたんだけど無事成功して嬉しいです。





エクセレンツ・フォン・シューベルトの成功した挿木苗(4号ロングスリット)
オールドローズ、分類はポリアンサ?大きくなるけど香りは素晴らしくダマスク、色はパープル系
繰り返し咲きで、春一気に開花後も冬までポツポツ咲き続けます。
耐陰性、耐病性強いですね。
だって、日当たりの悪い南の庭でかつ、完全無農薬でここまで大きくなるということは
強健種であることの証明みたいなもんだよね。




ありし日のエクセレンツ・フォン・シューベルト(2年前)
画像は赤っぽく写っていますが、シックな赤紫です。




それからERボウベルズもとうとうカミキリムシ被害で枯れてしまいました(涙)↓



ぽっかり空洞にオカクズ…
こちらも太い幹。
大きいバラは狙われる、気づくのが遅れたらチーン。
他にもデュセス・ドゥ・ブラバンも実はやられていたりする…
駆除できたと思うんだけど、こればっかりはわからないよね〜。


在りし日のボウベルズ(2年前)↓



もうこの頃にはカミキリムシにやられてたんだなぁ…



バラの開花が待ち遠しいですね〜。
今こんな感じです↓




新芽が勢いよく伸びています。
完全無農薬栽培なので、1番厄介なバラゾウムシの被害が結構出ている(泣)
コイツはどうにもならない、かといって殺虫剤は使わないよ、ミツバチや益虫もいるからね。
バラゾウムシにやられても元気でたくさん咲けばいいの。
見つけ次第、ひたすらテデトール。



早速バラゾウムシの被害に遭った枝↓



殺虫剤を使えば被害がなくなるけれど、農薬が何たるものか真にわかっていたら使うという選択肢はないよ。
薬品は全て細胞毒。
生きるか死ぬかでなければ使うべきじゃないというのが私の考えです。


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