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愚痴です(不快に思う方は読まないでください)

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今日は愚痴を書かせてもらいます。
なんだか疲れてしまった…
その方がこのブログを見る可能性は高いですが、もういいです。


去年あるベテランの方にペレポストを紹介したんです。
ペレポストを使ってみたいと仰るので送料含め無償で送らせていただいたんですね。
相手の方に金銭的な負担は一切ありません。
もちろん、時間をかけて何度もメールや手紙を添えて注意点(乾かしてはいけないなど)を書きました。


1週間経って先方から「セントポーリアに動きがない」「私は地上部の成長で判断します」
私はすみません、ご迷惑をおかけして申し訳ありません、まだ1週間ですのでもう少し様子を見てくださいと謝りました。


2週間経って再び先方から「やはり動きがない」「調子の悪い苗を植えて2週間経ったが、根も動きがない」
「葉挿しも根が枯れた」「ペレポストは高くて買えません」「お金がない」(さすがにこれは…)
「ペレポストを買いました」(買ってとは言っていません)
と仰るので、私はすみません、まだ2週間ですし調子の悪い苗はただでさえ初めからコンディションが悪いので
目に見えての動きはまだないと思います。
大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんと謝りました。


その後も定期的にメールとペレポストの件について連絡がきましたが、ネガティブな話でした。
曰く「ペレポストは良いものと思えません」「お礼に苗を送ります」「私のその苗の値段(キメラ)を参考にしてください(某オクの相場でしょうか?)」
と仰るので、ペレポストでご迷惑をおかけしているのに苗はいただけませんと何度も言われるたびに断りました。
苗に関しては一言も欲しいとも言っていないし、なぜ価格を参考にしなければならないのか良くわかりません。
こんなに使えないペレポストなのに高い苗をあげる、という意味に思えてしまいます。


しかし葉挿しも枯れてしまうとはただ事ではありません。
一体何がどうなっているのか?
その後のやりとりで、どうも乾燥させて栽培されていたようです。
途中でなんとなくその事に気づいていましたが、かなり目上の方で、
しかも大ベテランの方なので言い辛く指摘せずにいましたが
さすがにたまりかねて尋ねたところ、やはり乾燥栽培をされていました。
「私は古い人間なので栽培方法を変更するのは無理です」と。
それならそれは仕方がないこととしても、あんまりだと思いました。
乾燥させたらNGと何度も伝えてあるのに、乾燥させてクレームです。
ちょっとそれは違うのでは。


その後、その方がペレポストを花友達に紹介したら、その花友達の調子の悪いセントポーリアがペレポストで元気になったと
画像と共に連絡があり、また別のイワタバコ科の植物をペレポストで植え密閉栽培したら肥料を与えていないのに驚異的な成長をした。
やはりペレポストは多湿栽培がいいのでしょうけど、乾燥させて栽培の私には無理です。
良いものをご紹介いただきありがとうございました、と言われたので、この件は解決したのかな、これでやっとクレームから解放されると思っていたんです。


ところが先日またメールがあり、ペレポストよりもマイ用土の成長の方が素晴らしい、すみませんと。
ペレポストをマイ用土に混ぜたそうです(何度も書きますが乾燥栽培厳禁です)
(ここでプチンときてしまいブログ記事を書いてしまっています)
別にそれはそれで良いと思いますが、なんだかな、マウント取りたいだけかな?と思ってしまいました。
そしてまた何度も断っているのに苗を送ると仰います。
申し訳ありませんが、もう辟易して返事もしていません。
その方からメールが来るたびにドキッとしていました。
乾燥させてクレーム?でも目上の方だから言えずに謝り続けなければいけない。
言いたいことも言えないモヤモヤ。
正直ストレスでした。
こんなことになるのなら紹介しなければ良かったと後悔しました。


そもそもペレポストは無農薬栽培が可能として紹介したんですね。
その方の用土とどちらが優れているかという話でもなく、あくまで無農薬栽培が可能として紹介したのです。
その方もセントポーリアは本来は農薬が必要ないと思っていますと仰ったので、ではペレポストを使ってみますか?となって
お送りしたものです。
それがいつのまにか、どちらの用土が優れているのか?となってしまったことは残念に思います。


また、最初の1週間、2週間で動きがないと仰った時も違和感を感じました。
というのも、ペレポストはまず根が成長します。
植物というのはまず健康な根が張って、土台ができたら次に地上部が成長するものでしょう?
窒素肥料を与えれば、根がじゅうぶんに張る前に地上部が大きくなりますが、やがて貧弱な根では立派な地上部が維持できなくなり、調子を崩します。
(過去に西洋芝の記事で書いていますので、よろしければご覧ください)
根に栄養が行き、根が拡張している時期というのは、地上部にはあまり優先的に栄養が回らないと思います。
しかも調子の悪いセントポーリアを植えて1週間、2週間では動きがないのは当然だと思うのです。
まず調子が悪いのですから、地上部の成長より体力回復に力を使うのではありませんか。
ですから1週間、2週間どころか不調から脱するのに数ヶ月かかるかもしれません。
ベテランの方だということで、そのことを当然ご理解いただいていると思っていた自分が甘かったです。


このブログでもペレポストについて紹介するのをやめるべきなのかなと思うようになりました。
使い方を間違って失敗されて、このような誤解を受けるのは本望ではないのです。



因みに余程乾燥させなければ葉挿しも枯れません↓


コチョウランの鉢に適当に葉挿ししても着きます。
これは多湿ではなく、結構表面を乾燥させてしまっていましたが、ご覧の通りです。
良く見ると挿した葉の色が薄くなっていますね。
葉挿しした時は普通の緑でした。
これは木材腐朽菌が窒素を必要としていて、ここは無肥料のため葉の色が薄くなっているのだと思いますね。
ですので、ペレポスト栽培では多少の窒素は必要というわけです。
ただし窒素過多はNGです。
窒素が多いと硝酸態窒素の蓄積や、組織が軟弱になり病害虫に弱くなります。
自然界のセントポーリアもおそらく害虫に晒されていると思いますが、過剰な窒素がないので
組織が頑丈になり、ちょっとやそっとの害虫ではダメージを受けないのではないでしょうか。
ところが室内栽培ですと、窒素過多の場合、少しの害虫でもダメージが大きくなってしまうという可能性がありますね。
バラなどが良い例ですが、化成肥料過多のハウス栽培のバラの葉は薄く、強風やちょっとの傷で葉にダメージを負いますが
野ざらしのバラの葉は案外頑丈です。


幸いにも、私はセントポーリアの関係者とは無縁ですので、支障はないですが
これがもし会などに入って活動している中で起きたらと思うと、趣味で疲れてしまうことになっていたでしょう。
多かれ少なかれ、会や組織ではこのような事は起こりえますよね。
そのような方の心中お察しします。
やっぱり趣味ですから気楽にいきたいものです。




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