Quantcast
Channel: Let's growing!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 444

バラ 無農薬栽培について思うこと…2

$
0
0
マダム・ルナイー全体像


株元からの枝が2本なのに随分咲きますね。それで完全四季咲きだから樹が育たたないはずだ〜
8号鉢です。葉がゴワゴワしているのは、うどんこ病ではなくこのバラの特性です。




というわけで、花は全部摘み取りましょう。

蕾も全て摘蕾。
やはり樹をもっと育てないと…
この後養生させます。










前回無農薬栽培について思うこと…1の続きです




読んでいかがでしたか?やっぱりデタラメだと思われる方は以下は読まないでください(意味が無いから。批判のネタくらいにしかならないしね)



人間ですら無菌では生きられないし風邪だってひくのに、バラや植物がちょっと軽いうどんこ病や黒点病になったからって薬剤散布を頻繁にしたり
何故、予防と称して、常に菌や微生物(ウィルス含む)を「滅菌」するかのごとく神経質に薬漬けにするの??
で、農薬農薬と連呼するプロから買ったバラに限って何故病害虫のバラである確率が高いの?w
教えてよ。お宅様から届いたバラ、今年もガンシュだったし(届いて即返品しましたがね)農薬農薬いう割にカイガラムシ5連続、しかも許容範囲を超えたレベル、ハダニ、うどんこ病だったりするんですけど?
またある農薬漬けバラ屋さんから買ったバラ、バクテローズやってるのにガンシュ出ましたよ?裸苗が届きバラ専門店の土で鉢植えにして半年でガンシュ発見しましたが?
またまたある農薬漬けのバラ専門店さん、開けてビックリ、うどんこ病蔓延、害虫まみれの苗、あれなんでしょうか?

おかしいですねーw
これらの農薬推奨バラ専門店から購入したバラ苗に限って、高確率でその後暫く調子が悪いんですよね。



で、人間は一説によると体重の約20%が「細菌」の重さなんだそうです(前回の記事の医師のHP参照)
菌や微生物=悪いイメージかもしれませんが、例えば人間の腸内にいる菌や微生物。これが存在しなければ、たちまち腸内がおかしくなります。
いや、影響は腸内だけに留まりません。腸が炎症を起こしたり、消化できなくて栄養を吸収できなければ全身に影響が出ます。
すると体調不良になり弱ります。そんな状態が続くと免疫が落ちてますので余計にウィルスやらにやられやすくなると思います。
ですから人間の場合は殺菌剤(抗生物質)を服用する時にビフィズス菌の類も一緒に処方される場合が多いです。
ビフィズス菌(ビオフェルミンなど)がないと私の場合、お腹が下ります…
これが年に1、2回程度ならまだ大丈夫でしょうが、バラや西洋芝のように短い間隔で定期的にあれこれ抗生剤を服用していたらどうなるでしょう?
弱ること間違いなし。例えば抗生剤を多く投与、または頻用し続けているとると、人間の場合まず「白血球」が減少するんですよ。
酷いと白血病レベルまで減少します。
白血球って、何の役目をしているかご存知だと思いますが「外敵から体を守る」わけですよね??つまりウィルスや菌と戦ってくれるわけです。
はい。つまり抗生剤を投与され続けることによって、逆にウィルスや菌に「比較的容易に」やられやすい状態になってしまうわけです。
人間の場合、抗生剤を投与し続ける、または頻繁に使う場合は重篤な事例(重い肺炎など)だと思いますが。
つまり抗生剤は諸刃の剣。良い菌も悪い菌も殺菌してしまう。
人間の場合は入院していて管理されているんで、バラや植物とは違いますが、基本的に屋外にいて外敵の多い環境のバラや植物の場合は??


抗癌剤もそうらしいですよ。あれは毒ガス製造の副産物から発見されたそうですが、その強い毒性により(当然希釈してますが)
ガン細胞のみならず、正常な細胞まで破壊してしまうから
結果的に体調不良、免疫も破壊されて弱ってガン以外の病気…肺炎とかで亡くなったりね。
あるアンケートで医師271人に「あなたがガンになったら、抗癌剤を使いますか?」と質問したところ、答えは何と。271人全員が「いいえ」と答えたという
笑えないような話もあります。
でも、医師はガンになったらかなりの確率であなたに抗癌剤をすすめるでしょう。
理由?抗癌剤は高額ですからね。残念ですが、そういうことです。


で…バラや西洋芝では気軽に殺菌、殺菌と言って、植物を守ってくれる菌や微生物までも殲滅させる栽培法が「常識」です。
逆に農薬はよくないよ、と言うだけでデマだ、愚かだ、無農薬なんてあり得ない、と言われてしまうのが現状です。
中には有用菌なんてない、だから、そもそもこの説は嘘であるという方までいます。
確かにこと日本では昔…と言っても農薬の歴史は調べていないので期間はわかりませんが、以前から農薬を使う栽培が当たり前ですね。
本の通り頻繁に農薬を散布して、長期間枯れもせず、衰えることなく生き生きしているのでしょうか?
歴史あるバラ園では数十年もこの方法で生きながらえているのですか?長寿なんですか?それとも意外と短命なのか?ちょっとわからないですが…
それとも定期的に新しい苗木に植え替えているのか??ちょっと知りたいです。農薬漬けで樹齢数十年のバラがあるとして、今でも元気なのか。


逆に農薬がない時代のバラも、数百年間生き続けているバラがあるのも事実…樹齢1000年のバラもあるとか?
農薬漬けのバラ店の店主曰くバラの寿命は10年程度なんて話もありますが…ホンマでしょうか?って、違うと思いますがね。実際、当方のバラで10年はゆうに過ぎてるバラがありますが
まだ枯れてもないし咲いています。ただ、完全無農薬ですが。
化学肥料や農薬がバラの寿命に影響を及ぼす可能性って憶測ですが、かなり高い気がしますね。接木か挿し木かということもありますが
やはり化学肥料や農薬の影響大ではないかと。根拠は今まで書いてきた通り、化学物質はよくないっていうのが根拠です。
結果的にバラの寿命を縮めていてもおかしくはない。老化現象が早くなるとかね。



人間や動物、生き物は菌や微生物まみれなのに、都合よく「植物だけ」には存在しない、または認めても、さして重要視していない。
ここが根本的に違う、間違いなのではないかと思います。
人間並みに農薬を使うなら、そこまで影響はないかもしれません。つまり頻繁に農薬散布ではなく、普段は農薬を使わず大病の時だけ薬を使うということです。
あ、でもちょっと風邪をひいたくらいで年に何回も病院へ駆け込み、抗生剤やら解熱剤やら咳止めやら様々な薬を貰ってくる方にはわからないと思います。
こういう方はもしかするとバラ栽培でも、ちょっとうどんこ病ですぐ農薬散布になるのではと思ってしまいました。
人間も普段から薬に頼っていると、いざって時に効かなかくなったりするんですよ。
前も書きましたが、抗生剤を普段から使っているといざ手術の時に効かなくなたり効きが悪くなったり、解熱剤やらもよく使っていると
いざインフルエンザで高熱になった時にインフルエンザ脳症を発症しやすくなったり(しかも日本で多いらしい。理由は日本での薬の乱用)弊害がでやすくなるそうです。
薬好きが子を死の淵に←参考
なので我が家は、子供が風邪をひいたくらいでは、病院へは行きません。
熱が39℃出て他に症状がない場合は様子見です。熱が出るというのは体温を上げてウィルスや菌を殺菌するという体の免疫反応なんですが、
無理やり熱を下げると、ウィルスや菌が死なず結果、長引いたりするからです。
勿論39℃も高熱が出たら1時間毎に熱を計測して記録します。また他に体の具合は悪く無いか(例えば呼吸状態、腹痛、便、吐き気などの諸症状)観察記録します。
そこで、おかしいぞと思ったら病院へ行きます。
熱とともに腹痛が激しいなどの場合は即病院へ行きますけどね(例えば右側のお腹が痛いなどだったら虫垂炎が怖いし)


植物にも自然治癒力があると思います。ですが、農薬や殺菌剤(イソジン、次亜塩素酸ナトリウム含む)を頻用しウィルスや菌を駆除してたら
自然治癒力が上手く働かなくなるのでは?と私は思うのですが。あとは化学物質の副作用。
またバラが健康で農薬を乱用していなければ、例えばうどんこ病や黒点病に罹患しても症状が出る前に治癒したり、
あるいは症状が出ても軽微で済むのではないかと思っています。ガンシュももしかするとそうかもしれません。
ガンシュ菌(ウィルス)キャリアでも、体力があれば発症せず、農薬乱用によって体力免疫が落ちた時に発症するとか。
例え一旦キャリアになってもバラの自己免疫で破壊するって可能性はないのでしょうか?
調べるすべがないため、憶測ですが、人間や動物などを参考に考えると、あながち間違えではないのではと思いますがいかがでしょうか?



1つ言えること。バラは無農薬で栽培はできませんは「嘘」です。これは間違いない。

我が家で実証済みですから。殺菌剤は勿論のこと重曹、イソジン、次亜塩素酸ナトリウムなども「全く」使っていないです。
無農薬栽培は嘘、不可能と思う方または断言する方。西洋芝の時も書きましたが…
我が家では、ほとんどのバラが無農薬(または一部アブラムシのみ殺虫剤使用・しかも春のみという減農薬)なのですが、ブログ記事にあるように育ってます。

無農薬で枯れもしないけど育たたない状態ではなく、ご覧の通り普通に開花していますし、育っています。
無農薬栽培は不可能、嘘、という方に問いたい。
ではこの現象・事実はどう説明されますか?隠れて農薬散布している??(んなわけない)
病気になっても枯れませんし、育ってます。
全く病気にならないとは言ってないです(造花の葉のようにいつもピカピカでなくてもいいと私は思っています)
でも、ほぼ病気も発症しないバラもあります。
人間だって風邪をひきます。バラは風邪をひいたらいけないのでしょうか??
「全く病気なったらいけない」のであれば、確かに無農薬栽培は不可能ですなぁ。
病気になってはいけない理由は、病気によってバラが弱る、枯れる、成長しない(若しくは成長不良)になってはいけないからですよね??
逆に病気になっても成長し花も咲き、枯れないのなら、病気になってもよいのでは??違いますか?
人間だって全く無病ってわけにもいかないのに、バラはダメ??


例えばうどんこ病なんて人間で言えば風邪みたいなものだと私は軽く思っています。というか、現在は何故かうどんこ病は殆ど発生しないんですけどね…
250種以上のバラのうち、発症するのは春に5株程度(今春確認)しかも1枚の葉の端にちょっと程度。よれてる気がする?程度。真っ白にはならない。
もしかして、気づいていないだけかもしれませんが、気づかないレベルなら問題ないのでは??(しかも我が家では次々感染しませんし)
一応、暇さえあれば、バラをくまなく観察していますけど(色んな角度から)
嘘みたいな話ですか?本当です。
あ、昨年秋、購入したばかりのバラがうどんこ病まみれの画像あったでしょ?そのまま放置で今春は「全く」うどんこ病が出ませんでした。
その代わり、黒点じゃないと思うけど、病気らしきものになりました。ですが年数が経過するとあまり出なくなります。


←これこれ。結構厄介なんですよ。葉が汚くなりますからね。
我が家ではオールドローズによく出現します。かつてアルチュール・ドゥ・サンサール、サレ(サレット)などモスローズがよく罹患してました。
ですが、今ではサレなんかは殆ど出現しなくなりました(実際、大きく育ってますよね)
この葉っぱの主はDeuit de Paul Fontaine、やっぱりモスローズ。

あ、開花画像アップしてなかったわ…
沢山のバラがあるので全てアップできませんね。
昨秋、あんなに真っ白うどんこ病だったけど、枯れなかったでしょ?
ちゃんと咲いてるしね。で、殺菌剤散布しなかったけど、今はうどんこ病になってないでしょ?



因みに昨秋届いて暫くしたら、こんなにうどんこ病になったんだよ↓クリックで拡大

何もせず放っておいた。慌てて殺菌剤散布などなし。
いや〜、ある意味感動でしたね、うどんこ病。何度も書いてるけど我が家ではうどんこ病って殆ど見かけないんですよ。
昔々、10年以上前に真っ白になって困ったことがあります。
なんで今はうどんこ病に殆どならないか?多分色々わかってきたからだと思います。
色々ってなに?
うどんこ病になりにくい環境を作る(用土他)、今まで書いてきた栽培法(微生物云々)、殺菌剤を絶対に使わない、肥料、水やり諸々。




ジェームズ・ヴィーチなんかもよく上記の黒点(じゃなさそうだけど。ベトかな?)っぽい葉に罹ります。ですがいつも放置。新入り(栽培年数2年)ということもあってまだ時々発病。
因みにサレは栽培年数6年。


ジェームズ・ヴィーチの現在の様子。上記のような葉になっても育つ&咲く。枯れない。









今日のサレ。以前は上記のような葉によくなりましたが、ちゃんと成長しますし枯れないし
このように花も沢山咲きます。無農薬栽培











マダム・ルイーズ・レベック
これもモス。これも少し葉に上記の病気が出ますね。元気だからいいけど。




他のオールドローズの葉はどうなんだろ??




デュセス・ドゥ・モンテベロ
上記のような葉の病気はないようです










シャルル・ドゥ・ミル
こちらも大丈夫なようです




シャルル・ドゥ・ミルの葉ですが、これ、去年から落葉してないんですけど…












クロッカス・ローズ
先ほど撮影。
これも完全無農薬。無農薬でバラは育たないのなら、このように育ち巨大化するのはどう説明するのでしょうか。












これらのバラも完全無農薬ですよ。しかも日当たりギリギリの庭です。
アラン・ティッチマーシュ、ジェームズ・ゴールウェイ、ローズマリー、エリザベス・スチュワート他
アラン・ティッチマーシュとエリザベス・スチュワートは黒点病にかかることがありますが
放置でも、このように成長しますし、よく咲きます。












ジュード・ジ・オブスキュア
このバラも完全無農薬。と言いますか我家のバラは病気対策の殺菌剤散布は100%あり得ません。
前から書いてますが、アブラムシが沢山ついた時のみ、新芽、蕾のみピンポイントでシュッとやります。しかも殆どは殺虫剤すらなし。
指が汚れるのを覚悟でテデトール。
葉全体に散布とかは全くしません。稀に夏、イラガの幼虫が出たら、その部分のみ葉をカット。
ホソオビ類はテデトール。バラゾウムシ、チュウレンジもテデトール。
毛虫類は何故かあまり出ません。多分ですが、庭にはカナヘビやニホントカゲが多数生息していて、また鳥(スズメ他)もねぐらにしているようなので
それらが食べてくれているのではと思います。
どうにも防げないのはコガネムシの幼虫です。これが我が家での一番の脅威。
コガネムシが出現しはじめたら、不織布マットとか対策をすればいいけど、バラが沢山あるので無理…
これだけは本当にうんざりです。


なんで、しつこく無農薬って書いてるかというと
「無農薬栽培は不可能です」「無農薬・減農薬もいいけど、やはり農薬が大切」「無農薬栽培は感情論です、愚かです」などという文言を見るたびに
じゃあ、うちのバラはどうなんだよ??って言いたくなっちゃうわけ。
私、毒舌で本当は皮肉たっぷりに辛辣なことを名指しで具体例を挙げて色々書きたいんだけど、自重してるんだよw
だから今、回りくどい書き方しかできないから、もどかしいんだよね。
私はバラ屋でも何でもないから書いた所で利害関係はない。
何?性格悪い??w




今までブログにアップしてきたバラ、病気対策の殺菌剤は「全く」使ってないんですよ?
オーガニック、米ぬかなどもやってません。木酢液すら散布なし。持ってるけど、数年間使ってない(もったいないから使ってみようか?)
毒性のある農薬なんて、できれば使いたくないよね??
そういう方だけが読んでほしいな。
今までもこれからも農薬を頻用して不都合がない方は使い続ければいいと思う。
それは否定しないし、個人の好みですから。
だけど、無農薬栽培はデタラメだ不可能だっていう文言を見るたびに本当に我家のバラ、どう説明するの?と問いたい。








長々と書くと大変なんで、以後何度かにわけて掲載します。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 444

Trending Articles