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セントポーリア 少しづつ開花とphの話

VaT Misrika


セントポーリアはほんの一部ですが開花が始まっています。




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自然光コーナー。
ある程度蕾がついてきたら移動。





開花サイズの株は殆どに蕾ついてますので、これからどんどん咲くのが楽しみ。


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真夏25℃〜28℃でどうなるかと思いましたが、たくさん蕾をつけてくれています。
因みにライトは10〜11時間程度です。
有機肥料をメインに変えたおかげなのか、特別な処理なく蕾(ストーク)も多い気がします。
殺菌剤も一切不使用なので、有機肥料が合っているのかも。
有機肥料は菌や微生物が分解するので、殺菌剤を使う場合は意味があまりないです(殺菌剤で菌が死滅、分解できないから害が増えるかも。人ですら腸内細菌で代謝)




私流ズボラ栽培の極意
・殺菌剤、薬浴しない(セントポーリアにストレス、殺菌剤は細胞毒性、殺虫剤は怪しい時のみ)
・植え替えは最小限(頻回の植え替えはセントポーリアにストレス、良質な肥料、用土で土壌の劣化を防ぐ、そのためには菌が必要)
・良質な肥料(人も動物も植物も食べ物で身体ができている)
・極力快適な環境(30℃以上や10℃以下などの高温低温はストレス)
・あとは放置する(ただし異常があればその原因についてすぐに対処するので、日々の観察は必要)


というわけで、なるべく手をかけたくないために、余計なことをしないという結論に辿りついたということかな。
そのためには植物の代謝などを知る必要がありますが。
教科書通りミリオンや牡蠣殻、メネデール等も使っていません(ミリオン=珪酸塩白土は良いものですが使わなくても育っているので今のところ使っていません)
あと私の栽培土壌は弱酸性でアルカリ性でもありません(多分ph6くらい、珪酸塩白土もph6の弱酸性ですね)
セントポーリアは土壌をアルカリ性にするという記述を見かけますが本当でしょうか?
例えば自生地のセントポーリアはアルカリ性の石灰質の崖に〜というけれど、私がつぶさに画像を検討した結果では原種のセントポーリア(ウサンバラ山地東側)は、石灰質の岩に直接着生しているわけではなく、崖に着生しているコケに着生しているように思えるのですがね。
直接崖に着生しているように見えるセントポーリアもよく見れば着生していたであろうコケが枯れた痕が見受けられます。
その証拠にコケに着生していたであろう部分の根はコケが枯れたことにより干からび、周囲の葉が水不足のようにだらんとしていました(セントポーリアは乾燥に耐えるというだけで本当は新鮮な水が好きなんでしょう)
ということはコケが含んだ雨水からセントポーリアに水分が供給されている可能性が高く(もしくは石灰岩の表層を伝い流れる水)雨水は酸性〜弱酸性であり、コケが着生している石灰岩がアルカリ性だということは実のところあまり関係がないのかもしれませんね、というのが私の考察です。

というわけで日本ではセントポーリアはアルカリ性土壌だと言われているようですが、弱酸性土壌でよく育つ事実と矛盾しませんか。
因みに欧米ではセントポーリアは弱酸性用土というのが常識のようです(最適ph5.8〜6.2、概ね5.5〜6.5)
私はそう思うのでph6〜6.2の弱酸性土壌で栽培し、牡蠣殻などのアルカリ資材を使うことの意味を見いだせないため使っていません。


セントポーリア栽培のセオリーとは真逆かつ私はセントポーリア栽培の初心者なので真に受けないでくださいね^_^
邪道なのかもしれませんから。
あくまでも私流ということなので悪しからずお願いします。






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