猫たちの不調とシェディングの話 - Let's growing!
実は10月半ばから猫たちの不調が続いています。実家の猫も急に悪化してそろそろ亡くなりそうです。一体なぜ??マウは高齢なのでそろそろ寿命だというのはわかります。マウ...
こちらの記事で書いた実家の猫(わさび、オス、16歳)が昨日16時過ぎに死んでしまいました。
その死に様は苦しんで痙攣して死んでしまったそうです。
その後、口から血が流れてきたということでした。
本日朝一でペット霊園にて火葬したそうです。
母から送られてきた数日前のわさびの様子。
1週間前より呼吸が苦しく喘ぐように呼吸。
体重も3kg切ってしまっていた(元々は5.5kg)
真っ白な猫でした。
2008年のある雨の日、原っぱのど真ん中で動かない子猫を母が保護。
身体にハエの卵を産み付けられていました。
やはりというかなんというか…。
点滴を獣医のいうがままに毎日、私は毎日点滴したらマズイよ、身体が弱っている時は水分を代謝できず溺れて死んじゃうよと言っても
母は獣医の言う通りに従ってしまいました。
喘ぐ呼吸をして苦しいのに指示通り点滴をし苦しんで痙攣して死んでしまった。
昨日の最後の点滴を(死ぬ直前)用意していた時、何かを察したのかわさびが突然暴れ始めて部屋中を走り回ったそうです。
点滴が危険だとわさびは知っていたのだろうな、点滴をしないという選択肢はなかったのだろうか。
あるいは点滴量を減らすなどの選択肢はなかったのだろうか。
母から届いたLINEに「ほんとにかわいそうなことをした。わさびに申し訳ない。亡くなってからでは遅いよね。お昼のシリンジも嫌がっていたのに強引にしてたから殺されると思っていたかも、泣けてしまうよ」
「散々苦しめて殺してしまったかも」と書いてあった。
その前に電話した時は涙声でした。
そして母もわさびの看病で寝不足が続き、体重もなんと33kgになってしまったようです(危険ですよね、身長は縮んで154〜155cmくらい)
高齢者ほど痩せてはいけないと思います、病気など何かあるとすぐに痩せて体力がなくなってしまうから。
長生きはBMI25〜27だそうですね。
獣医が「この子は生きたいんだ、だから治療しないと」という言葉に一縷の望みをかけてしまったのか。
その獣医は高齢猫であってもクレアチニンが2.4は高過ぎ、治療しないといけない。
うちでは治療して何年も生きている猫はたくさんいると言ったそうです。
毎日点滴を行うようになって数日経った頃から喘ぐような呼吸、レントゲンには肺にモヤ、しかし獣医は原因はわからないと言っていたようです。
血を吐いたということは点滴による水分過多により肺水腫つまり肺に水が溜まっていたんだと思います。
脱水はなかったようです(ヘマトクリットなどの数値、基準値24〜45%のところ22%)
そして聞けば9日には造血剤投与まで行っていたとのこと。
貧血も数値を見れば軽度低下(7〜8)で深刻な貧血ではなかったはずなのに、なぜ造血剤を投与したのか。
腎性貧血であればカルニチン欠乏症を疑い、カルニチンを投与するという選択肢はなかったのだろうか。
動物病院ではカルニチン投与はないのかもしれないが。
やはり以前書いたように腎臓にばかりフォーカスして他の異変に気づかない、あるいは鈍感になり視野狭窄に陥っていたのではないかと思う。
治る見込みがないのならせめて苦しめないように積極的治療をしないで欲しい。
実は先代猫の茶々も同じように不必要な医療行為で苦しんで死んでいるのですが、やはり飼い主は何か積極的に治療しないと見殺しにしてしまっていると思ってしまうのかもしれませんね。
同腹のミミはなぜかヨレヨレになっても病院へ行かず、19歳まで生きました。
今実家には、やはりもう一匹の野良子猫だったマメ吉(マメキチ、通称マメ)がいるので(現在7歳)
次に教訓を活かして欲しいと思います。
弱った猫に対してこんなに積極的治療をして1週間10万円払い続け、結局猫は苦しんで死んでしまった。
行くたびに検査検査で出費がすごく、色々検査をされると1回の診察で4万円を超えるようです。
これが一般的な動物病院の現実なんでしょうか。