こちらのブログでは記事を掲載していませんでしたが、私はランや食虫植物のネペンテス(ウツボカズラ)も栽培しています。
初めてブログを開始した頃、私は一応20代でしたが若さゆえか次々と植物に興味がわいてしまい
あれやこれやと手を広げすぎてしまい、新しく仕事をはじめたことに加え多数の植物の管理能力も限界を超えてしまい
2坪の温室を解体し、ワーディアンケースも処分し、無加温で栽培できるランやネペンテスのみ手もとに残し、残りはオークションや個人に譲渡しました。水やりが至らず枯らせてしまったものや、調子を崩したものもありました。
手もとに残したのは、無加温でも平気(おそらく5度弱程度までは平気だと思われる)オンシジウム(オンシジューム)、シンビジウム(シンビジューム)、風蘭、バンダと風蘭の交配種、セロジネでした。
要するに無加温で、多少乾燥して水切れしても簡単に枯れないランのみを残したわけでした。
本当はシンビジュームもセロジネも、乾燥が苦手なようですが。
(そもそも乾燥が好きなランはいないと思います)
私は10年ちょっと前にペレポスト(sugoi-ne)に出会い、色々な植物に取り入れています。
9年前には西洋芝の栽培にペレポストを使用し、その記事を書いています。
そして日本では梅雨前に腐って枯れると言われる西洋芝(ベントグラス)は今でも元気です。
もちろんあらゆる植物に使っていて、クリスマスローズなどの宿根草、バラをはじめランから観葉植物、ネペンテス、そしてセントポーリアにも使っています。
野菜栽培特にトマト栽培にも使っていますし、ぶどう栽培、ブルーベリー栽培にも使っています。
この場合、ペレポスト単用では植えていません。
特にネペンテスの場合、ペレポスト単用ですと葉が黄変して(窒素飢餓でしょう)枯れてしまいます。
生油粕を木材不朽菌の餌にすれば枯れないかもしれませんが。
ネペンテスには10年ほど前からマルチングしています。
さてタイトルのデンドロビウム キンギアナム。
1年前にホームセンターに行ったら数百円で売っていたので購入しました。
同時に処分品のデンドロビウム ノビル系も購入しました。
購入後、花が終わってからペレポストに植え替えしました。
元はバークや水苔植えでした。
ペレポストに植え替える前はこのような感じでした↓
植えてあるのは3号ロングポット
これをかなり大きいポリポットに植えます(5号ポットくらい)
バークをできる限り除去↓
根が意外と少ないです??それともこんなものでしょうか…
栽培環境は3月〜12月中旬まで屋外の全く遮光のないウッドデッキ上。
12月はおそらく零下になっています。
真夏のみ、太陽の高度が高くなると少しバラの影になります。
肥料は3月に1回固形肥料を3粒(バラに使っている有機肥料)のみ。
表面の湿度があまり感じられなくなったら(おしぼりの湿度)灌水。
かなり水やりをしました。
真夏もたっぷり水やり。
12月中旬、最低気温0度前後が増えたため
屋内に取り入れて開花です。
開花が早いのは、置いているリビングルームの室温が20度前後あるためです。
こちらには寒さに弱いコチョウラン、デンファレ他
そろそろ15歳の猫、文鳥などもいるため電気代が怖いですが、24時間エアコン作動中です。
キンギアナム2種の1年後↓
その株元。まず左のキンギアナム↓
根は全く飛び出していません(地表に見える根は私が撮影前に一度ポットから抜いたからです)
高芽もありません。
バルブは全く萎びていません。
右のキンギアナム↓
こちらも根は全く飛び出さず、高芽もありません(高芽に見える上部の根は購入時からついていたもの)
バルブは全く萎びていません。
ここからポリポットを剥がします
左のキンギアナム↓
これは菌根ではないでしょうか?
右のキンギアナム↓
頻繁な水やりなのに、ペレポストの粒は崩れていません。
ペレポストは水やりをすると、スーッと水が入っていきます。
水苔栽培をすると1年後には鉢内に泥臭い悪臭がしますが
ペレポストは臭くありませんし、腐りません。
水苔はすぐに傷みやすいですので、好きではありません。
乾燥気味に栽培すれば水苔の痛みも軽減すると思いますが
それは栽培者の都合であって、ランにとっては水不足かもしれませんので
ランにとって良いことかといえば、疑問符がつきます。
植物業界の栽培セオリーは、薬(農薬)の多用だけでなく患者(植物)本位の医療(栽培)とはいえず
医療者(栽培者)本位の医療(栽培)だと思います。
日本の医療と全く同じ図式です。
薬(農薬)を多用、頻用しても次々に病気が出るのも、治らないのも
これまた日本の医療(植物業界)の実態です。
薬(農薬)自体が病気を治すためのものではなく対症療法だからです。
ですから、病気になる原因を探り対処しなければ、薬(農薬)を使っても、同じことの繰り返しです。
左のキンギアナムは先日実家へ譲渡しました。
理由は香りが苦手だからです。どういう香りかというと
強香で甘いお香、線香のような香りです。
リビングルームにこの鉢があるだけで、17畳ほどあるリビングルーム全体が
このキンギアナムの香りで充満します。
以前も記事に書きましたが、私はお香のような香りが苦手で
バラでいえばミルラ香とか、沈丁花の香りをかぐと頭痛や胃がムカムカしてしまうのです。
右のキンギアナムはこの後1号大きいポリポットへ植え、隙間にペレポストを入れました。
今回の結果を受けて、全てのランをペレポストにしました。
そのうちのいくつかは1年後にでもbefore、afterとして記事に掲載したいと思います。
個人的な感想ですが、私はsugoi-ne1号の方が好きでした。
デンドロビウム ノビル系↓
激安にて投げ売りされていました
ペレポストに植え替えて屋外に置いたらすぐに全ての葉に斑点のようなものができ
全て落葉しましたので、ダメかと思いましたが生理的落葉だったのでしょうか
その後は問題ありませんでした
蕾を10個くらい引っかけたり、ぶつけて落としてしまったので、本当はもっと咲いたのでしょう…
激安だったのでペレポスト検証のために購入しました(既に鉢増ししてしまいましたが根は元気です)
実は花自体はあまり好みではなかったのです
グリーンアイ(この品種名も)は好みではなく、グリーンのランやバラ、花は好みではないです
購入時は白と緑の花だったのですが、自宅で咲かせてみたら花弁の縁がほんのりピンクに染まるのですね
最近はかわいいと思えるようになりました
それと開花したらですが、セロジネの大株も記事にアップ予定です。
直径約40cmの浅鉢植えなのですが、その重量は15kg以上あると思われ
水やりでの移動に疲れます
このセロジネ、はじめは水苔でもペレポストでもなく、ただの草花用園芸用土で植えていたのですよ。
水苔栽培よりも下手をしたら育つのではないでしょうか。
バルブもプリプリですし、萎びません。
初めてブログを開始した頃、私は一応20代でしたが若さゆえか次々と植物に興味がわいてしまい
あれやこれやと手を広げすぎてしまい、新しく仕事をはじめたことに加え多数の植物の管理能力も限界を超えてしまい
2坪の温室を解体し、ワーディアンケースも処分し、無加温で栽培できるランやネペンテスのみ手もとに残し、残りはオークションや個人に譲渡しました。水やりが至らず枯らせてしまったものや、調子を崩したものもありました。
手もとに残したのは、無加温でも平気(おそらく5度弱程度までは平気だと思われる)オンシジウム(オンシジューム)、シンビジウム(シンビジューム)、風蘭、バンダと風蘭の交配種、セロジネでした。
要するに無加温で、多少乾燥して水切れしても簡単に枯れないランのみを残したわけでした。
本当はシンビジュームもセロジネも、乾燥が苦手なようですが。
(そもそも乾燥が好きなランはいないと思います)
私は10年ちょっと前にペレポスト(sugoi-ne)に出会い、色々な植物に取り入れています。
9年前には西洋芝の栽培にペレポストを使用し、その記事を書いています。
そして日本では梅雨前に腐って枯れると言われる西洋芝(ベントグラス)は今でも元気です。
もちろんあらゆる植物に使っていて、クリスマスローズなどの宿根草、バラをはじめランから観葉植物、ネペンテス、そしてセントポーリアにも使っています。
野菜栽培特にトマト栽培にも使っていますし、ぶどう栽培、ブルーベリー栽培にも使っています。
この場合、ペレポスト単用では植えていません。
特にネペンテスの場合、ペレポスト単用ですと葉が黄変して(窒素飢餓でしょう)枯れてしまいます。
生油粕を木材不朽菌の餌にすれば枯れないかもしれませんが。
ネペンテスには10年ほど前からマルチングしています。
さてタイトルのデンドロビウム キンギアナム。
1年前にホームセンターに行ったら数百円で売っていたので購入しました。
同時に処分品のデンドロビウム ノビル系も購入しました。
購入後、花が終わってからペレポストに植え替えしました。
元はバークや水苔植えでした。
ペレポストに植え替える前はこのような感じでした↓
植えてあるのは3号ロングポット
これをかなり大きいポリポットに植えます(5号ポットくらい)
バークをできる限り除去↓
根が意外と少ないです??それともこんなものでしょうか…
栽培環境は3月〜12月中旬まで屋外の全く遮光のないウッドデッキ上。
12月はおそらく零下になっています。
真夏のみ、太陽の高度が高くなると少しバラの影になります。
肥料は3月に1回固形肥料を3粒(バラに使っている有機肥料)のみ。
表面の湿度があまり感じられなくなったら(おしぼりの湿度)灌水。
かなり水やりをしました。
真夏もたっぷり水やり。
12月中旬、最低気温0度前後が増えたため
屋内に取り入れて開花です。
開花が早いのは、置いているリビングルームの室温が20度前後あるためです。
こちらには寒さに弱いコチョウラン、デンファレ他
そろそろ15歳の猫、文鳥などもいるため電気代が怖いですが、24時間エアコン作動中です。
キンギアナム2種の1年後↓
その株元。まず左のキンギアナム↓
根は全く飛び出していません(地表に見える根は私が撮影前に一度ポットから抜いたからです)
高芽もありません。
バルブは全く萎びていません。
右のキンギアナム↓
こちらも根は全く飛び出さず、高芽もありません(高芽に見える上部の根は購入時からついていたもの)
バルブは全く萎びていません。
ここからポリポットを剥がします
左のキンギアナム↓
これは菌根ではないでしょうか?
右のキンギアナム↓
頻繁な水やりなのに、ペレポストの粒は崩れていません。
ペレポストは水やりをすると、スーッと水が入っていきます。
水苔栽培をすると1年後には鉢内に泥臭い悪臭がしますが
ペレポストは臭くありませんし、腐りません。
水苔はすぐに傷みやすいですので、好きではありません。
乾燥気味に栽培すれば水苔の痛みも軽減すると思いますが
それは栽培者の都合であって、ランにとっては水不足かもしれませんので
ランにとって良いことかといえば、疑問符がつきます。
植物業界の栽培セオリーは、薬(農薬)の多用だけでなく患者(植物)本位の医療(栽培)とはいえず
医療者(栽培者)本位の医療(栽培)だと思います。
日本の医療と全く同じ図式です。
薬(農薬)を多用、頻用しても次々に病気が出るのも、治らないのも
これまた日本の医療(植物業界)の実態です。
薬(農薬)自体が病気を治すためのものではなく対症療法だからです。
ですから、病気になる原因を探り対処しなければ、薬(農薬)を使っても、同じことの繰り返しです。
左のキンギアナムは先日実家へ譲渡しました。
理由は香りが苦手だからです。どういう香りかというと
強香で甘いお香、線香のような香りです。
リビングルームにこの鉢があるだけで、17畳ほどあるリビングルーム全体が
このキンギアナムの香りで充満します。
以前も記事に書きましたが、私はお香のような香りが苦手で
バラでいえばミルラ香とか、沈丁花の香りをかぐと頭痛や胃がムカムカしてしまうのです。
右のキンギアナムはこの後1号大きいポリポットへ植え、隙間にペレポストを入れました。
今回の結果を受けて、全てのランをペレポストにしました。
そのうちのいくつかは1年後にでもbefore、afterとして記事に掲載したいと思います。
個人的な感想ですが、私はsugoi-ne1号の方が好きでした。
デンドロビウム ノビル系↓
激安にて投げ売りされていました
ペレポストに植え替えて屋外に置いたらすぐに全ての葉に斑点のようなものができ
全て落葉しましたので、ダメかと思いましたが生理的落葉だったのでしょうか
その後は問題ありませんでした
蕾を10個くらい引っかけたり、ぶつけて落としてしまったので、本当はもっと咲いたのでしょう…
激安だったのでペレポスト検証のために購入しました(既に鉢増ししてしまいましたが根は元気です)
実は花自体はあまり好みではなかったのです
グリーンアイ(この品種名も)は好みではなく、グリーンのランやバラ、花は好みではないです
購入時は白と緑の花だったのですが、自宅で咲かせてみたら花弁の縁がほんのりピンクに染まるのですね
最近はかわいいと思えるようになりました
それと開花したらですが、セロジネの大株も記事にアップ予定です。
直径約40cmの浅鉢植えなのですが、その重量は15kg以上あると思われ
水やりでの移動に疲れます
このセロジネ、はじめは水苔でもペレポストでもなく、ただの草花用園芸用土で植えていたのですよ。
水苔栽培よりも下手をしたら育つのではないでしょうか。
バルブもプリプリですし、萎びません。