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弟の事件の当方弁護士Face Book

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東京アドヴォカシー法律事務所




弟の事件の記事

弟の事件の記事&読売新聞記事←クリックでジャンプ






東京アドヴォカシー法律事務所






【精神病院隔離入院中に看護師に頭部を踏まれて首以下麻痺】

千葉地裁継続中の訴訟です。

精神病院に3ヶ月入院していた33歳の男性が、平成24年1月1日、保護室(隔離室)で、仰向けの状態で看護婦に顔を踏まれ、頚椎を骨折し、首以下が完全麻痺になりました。

病院は、当初、彼の自傷行為によるものだとして、看護師が顔を踏んだ事実を隠していましたが、現場が保護室だったため防犯カメラが設置されており、それによって、看護師が患者の頭を踏んでいたことが明らかになりました。
こんなことがあっていいのでしょうか。

病院側の言い分は、「患者は粗暴性・暴力性を有しており、抵抗を防ぐため足で頭を一時抑えることはやむを得なかった。」と言っています。
確かに、精神障害が悪化した状況の成人男性の力は、時に、医療従事者にとっての脅威となります。そのために疲弊している医療従事者は多く、医療の現状を変える必要があります。しかし、頭を足で踏むことが、医療行為でしょうか(しかも当時、患者は、もう1人の看護師が上から覆うようにしてかぶさっており、大きな抵抗はしていませんでした)。私には、この病院の態度は、真摯に仕事に従事し患者と向き合っている他の医療従事者の努力を踏みにじるものに思えてなりません。

さらに、病院側は、患者は将来退院の見込みもなければ仕事に就く可能性もなかったのだから、将来の入院費も遺失利益もないと言っています。たとえ裁判上とはいえ、それが病院の主張でしょうか?15〜35歳の精神障害者の入院平均日数は、平成23年度の厚生省の統計で1年を下回っています。病院は、何の根拠をもって、患者が一生入院して仕事に就けない等と決めつけるのでしょうか。

弁論準備中(原則非公開手続き)に、原告の両親が色々な人にあたってくれたため、ジャーナリストや精神障害の当事者の方から裁判を見たいとの申し出がありました。そのため、裁判所に書面で審理を公開にするよう申し入れをしましたが、裁判所は、これを否定し、非公開で続行されています。
保護室という閉鎖空間で起きた事件の審理を公開しない。その重大性に、裁判所は気づいていません。

精神病院入院中の事故は、家族が病院に頼んで患者を病院にいれるというケースも多く、閉鎖的で証拠も少ないことから、なかなか表面化しません。だから、病院側も、ともすると患者に対し支配的になる危険性があると思います。
裁判支援をお願いします(と言っても非公開にされているのですが)。






2012年1月23日 読売新聞朝刊の記事











石郷岡病院は、保護室という密室で弟の首の骨をへし折り、更に知らぬ存ぜぬを貫き、首から下が麻痺になったにも関わらず、将来の入院費も払う必要はないと裁判で主張していますよ。




これだけ取ってみても、とんでもない病院ではないですか??




千葉地裁も、なぜ、公開裁判にしないのですか?


どこぞやの裁判では裁判官が患者側に向かって「だって統合失調症でしょう?」と言い放つとんでも裁判官がいるそうですが。


本当に、弟の件でとんでもないものを色々見たし、知ってしまった。


もしも、弟の件がなければ私も今回のような事件を知ったとしても「かわいそうに」で済んでいたに違いない。


無知とは恐ろしいものだ。


どうも病院というのは魑魅魍魎が跋扈する異世界のようです。


弟の件が特別なだけ。他の病院はそんなことない…


そう思っていると、痛い目にあいますよ??


暴行や骨折は確かに特殊かもしれない。が…蓋を開けてみれば、どこも一緒でした。


今後、記事にしていく予定です。


病院の常識は、世間の非常識。


「こちら側」の常識が通用すると思ったら大間違いですよ!



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