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バラ 無農薬栽培について思うこと…3

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以前、こう書きましたよね。


「以前も書いたけど、安全だといわれる人間の薬だって様々な副作用が出るんです。
そしてこんなことを書いたら何を信じればよいかわからなくなりますが…海外では安全だと言われる農薬(散布後分解されるという触れ込み)でも
実は製造元(販売元)がデータを捏造していて、分解されないということがわかってきたことが発覚したりしているそうです。
となると、非科学的なことは信じない、データのみを信用するという人の考えを根底から覆すことだと思いますね。
科学的だと信用していたデータさえ、虚偽だったわけですから。
しかもそれは、人間にたいして使用する医薬品でも同じように発覚してきたりしているんですよ。
海外では訴訟も起こっていますしね。
日本でも肺がんの薬、イレッサ訴訟などで発売当時は安全だと言われていたのに、後から重篤な副作用が発覚してきて裁判になりましたね。
新薬の治験も怪しいと言われています。製薬会社にとって不都合な場合または結果になった場合、そのデータを治験対象から外すという話もあったりね。
調べれば色々記事が出てくると思いますが。」


「薬品会社の都合の良いように、恣意的にデータを改ざんするということです。或いは、薬品会社のバイアスがかったデータということです。
驚くべきことに、人間に対して使う薬品ですら、そういった事実が発覚してきているそうです。
前にも書きましたが、日本人て、権威ある人の言うことに弱いですね。疑いもせず盲信してしまう人が多いのではないでしょうか」





今日見つけたニュース↓


臨床研究に製薬会社関与か 千葉大でも高血圧論文調査へ


高血圧治療薬ディオバン(一般名・バルサルタン)の効果を調べた臨床研究に製薬会社が関与した
疑いが浮上している問題で、千葉大は20日、同大の元教授らの高血圧論文などについて、
調査委員会を設置して調査することを明らかにした。

同様のディオバンの臨床研究では、京都府立医科大の論文が重大な問題があるとして撤回されている。

千葉大の研究は高血圧患者1021人を対象に実施。ディオバンを使った患者は、他の薬を使った患者と
比べ血圧の下がり方は同等だったが、心臓や腎臓を守る効果は高いとしていた。論文は2011年、
日本高血圧学会誌に掲載された。

論文には、ディオバンを販売する製薬大手ノバルティスの日本法人社員の氏名が研究チームの一員として、
同社社員ではなく「大阪市立大」の肩書で記されていた。

同様の臨床研究は京都府立医大、千葉大のほか慈恵医大、滋賀医大、名古屋大でも実施され、07〜12年に
論文が発表された。いずれも同じ社員の名前が掲載されていた。

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要するに、ディオバン(一般名・バルサルタン)という高血圧に使う薬を千葉大で臨床研究していたが
そこへ製薬会社も関与していた、って話。


参考リンク→ノバルティス ディオバン(バルサルタン)臨床研究データ捏造疑惑
参考リンク→米司法省、リベート支払いでノバルティスを提訴



まさに書いた通り「薬品会社の都合の良いように、恣意的にデータを改ざんするということです。或いは、薬品会社のバイアスがかったデータということです」
ということが疑惑として今問題になっているわけだよね。製薬会社が関与して、大学という「権威」を使って製薬会社に都合の良いデータ、
有利な論文を書かせていた疑いがあるということで問題になっているわけです。
見返りは多額の研究費という名の寄付(リベート)ですナ〜。血圧の権威とか高血圧の基準を下げた教授とかには製薬会社から多額の寄付金が〜って知ってた?
だって、血圧基準を下げれば、それだけ「高血圧症」に該当する方が増える=薬の売上が増えるってことだから製薬会社はウハウハだよね〜。
まさに日本人の大本営発表を信じちゃう気質を利用しちゃってんだ〜と思ったけど、海外でも同様でしょうねぇ。お金の魅力は万国共通ってか。
人間の薬でさえ、コレですよ。
だったら人間の薬より緩そうな植物関係の農薬はどうなの??って疑うのも仕方ないよ。
実際、海外では農薬についても捏造データの発覚・訴訟まで起こってるんですけどね。
だから権威とか安易に信用出来ないんですよ、私。


実際、日本でメジャーなJA(農協)推奨の某農薬なんですが。しかも善玉菌は殺し高病原性細菌は殺さないという笑えないシロモノだそうです。
つまり善玉菌、有益な菌は殺してしまい、害を及ぼす高病原性細菌は生き残るって話ね。
農薬乱用で菌に耐性ができちゃってるとか、より強力な耐性菌ができてるかもとか想像しちゃいますが…病気を減らしたくて過剰に農薬を散布しているのに、
耐性菌がたくさん出来て、結果自分たちの首を締めることになったりしてね。というか、とっくにそうなってそうですナ。
キモい話だけど、スーパー南京虫って聞いたことありませんか?南京虫を駆除するために強い殺虫剤を使いまくった結果、
殺虫剤が全く効かない南京虫が大発生して大問題になってるって話。
海外ですが、一部、日本にも入ってきているそうです(怖)

某農薬って書いてるのは、店や人物を名指ししないのと同じで、名誉毀損とか面倒なことになるのは嫌なので、大変かもですが興味のある方は調べてみてね。
実際海外では訴訟問題になってます。というか、ヤバい…英語ができる方、調べてみてくださいよ。
日本語のはあまりないけど海外ではかなり問題になっているそうですから英語の文献は豊富だと思いますヨ。
それで、人体、動植物に滅茶苦茶、悪影響があって北欧や一部の国では使用禁止になっている。でも「農薬大国」日本では「農薬を積極的に使いましょう♪」
で、疑う人も少ないどころか、無農薬批判まで起こりますからね〜。
農薬推奨のプロなんか当然上記のことは知らないだろうし(知ってたらお金のための確信犯か)多分調べもしないだろうし、
周りの農家も農薬バンバン使うのが当たり前だからと疑いもしないだろうし
メーカーが農薬は安全ですと書いているから、そのまま安全ですって言ってお客さんにも推奨しているだけでしょう。
いや〜、怖いわ。。。



で…前も書いたのですが


「全く病気になったらいけない」のであれば、確かに無農薬栽培は不可能ですなぁ。
病気になってはいけない理由は、病気によってバラが弱る、枯れる、成長しない(若しくは成長不良)になってはいけないからですよね??
逆に病気になっても成長し花も咲き、枯れないのなら、病気になってもよいのでは??違いますか?
あ、ガンシュはダメだけど。
人間だって全く無病ってわけにもいかないのに、バラはダメ??


初心者の質問、相談なんか見ていると
「うどんこ病になりました。どうしたらいいですか??◯◯を散布でいいんですか?」
「葉が黄ばんできました。このまま枯れてしまうのでしょうか?どんな農薬を使えばよいのでしょうか??」
とか切迫感のある質問を多く見かけます。バラ初心者なのに、頭っから農薬、農薬…
また、バラを栽培したことのない方によく言われること。
「バラすごいですね〜。こんなにバラがあると消毒が大変でしょう?」
これって何か尋常じゃないと私は思うのですが。
バラ初心者も、栽培経験もない方も、何故か「農薬」「消毒」をしなければバラは育たたないと思っていること。
仕方ない面もあります。ネットや本、プロに相談すると「農薬、消毒」必須って感じですもんね。



人間に例えたら


ケース1

患者「先生助けてください!!風邪をちょっとひいたようなんです。頭も痛いです。どうすればいいですか!!」
医師「それは大変だ!ではすぐにこの咳止めと、鎮痛剤と、抗生剤を3種類飲んでください。そうしないと全身に症状が広がって大変なことになります!命に関わります!」
患者「先生!風邪をひいたら入院ですか?死んじゃうんですか?」
医師「そうですよ〜風邪は怖いんですよ。お子さんの場合、成長が止まってしまうんです。ですから風邪をひく前に、きちんと抗生剤飲んで予防しなきゃだめなんですよ。風邪にも色々な種類があって、数種類の抗生剤で予防すれば大丈夫なんです。」
患者「わかりました。抗生剤って素晴らしい万能薬ですね。文明社会に生まれてきたことに感謝します。これからは言われたとおりに定期的に色んな抗生剤飲んで風邪を予防します。ところで先生、どのくらい飲めばいいんですか?」
医師「そうですね〜、風邪の流行っている時期は週に2日、それ以外は毎月2回、インフルエンザが流行っている時は1日おきです。普段から抗生剤を予備で持っておかないといけません。そして、ちょっとでも風邪をひいたらすぐに来てください。命に関わりますので、すぐに薬を処方します。」
患者「わかりました。風邪をひきそうになったり、風邪をひいたらすぐに病院へ行って薬を飲みます。抗生剤ってすごい特効薬なんですね!!先生、安心しました、ありがとうございました」
医師「はい、お大事に」





ケース2
患者「先生、予防の抗生剤を切らしてしまい、本格的に風邪をひいてしまったみたいなんです」
医師「なんだって!!それは大変だ。すぐに隔離ですね、入院です」
医師「ご家族の症状はどうですか?」
患者「幸いまだ風邪はうつっていないようなのですが…」
医師「念のため、ご家族の方にも抗生剤を飲んでいただきます。風邪のパンデミックになったら大変です」
患者「わかりました。家族にはすぐに来院するように連絡しておきます」
患者「ところで先生は患者から風邪がうつる心配は無いのですか?」
医師「大丈夫ですよ。私は定期的に医療従事者向けの強力な抗生剤を服用していますから。でも最近は効きが悪くなってきたし、風邪じゃないのに過労かな、体調も優れないので色んな薬を飲んでいます。新薬ができることを期待しているんですよ」
患者「そうなんですか、先生も大変なんですね」
医師「そうですよ〜、過労からか食欲も最近なくなるし、この前は血液検査で異常が見つかるし、髪の毛も抜けてきたし関節は痛むしで医師も楽じゃないんですよ」
患者「先生でも過労には太刀打ちできないんですね、本当にご苦労なことですね。ありがとうございました」
医師「はい、お大事に」






どうですか??w
人間に例えたらおかしいですよね。風邪予防のために抗生剤を常用している人はまずいないと思います(風邪には抗生剤は効かないし)
人間に例えるからおかしいんだ!!って方もいるでしょう。
でも、ごめんなさい。私から見たらバラでも同じように見えてしまうんです。




ところで…初心者の方、何故うどんこ病になりやすいのか知ってるのかな?
そして農薬や消毒が単なる「対症療法」だと知っているのかな?


対症療法って言うのはつまり、その場の症状を抑えるだけ、ってことです。
例えば、頭が痛いから頭痛薬を飲むのと一緒です。でももし、単なる頭痛じゃなくて何かの病気で頭痛がしたとしたら
それを根治しない限り頭痛は続くってことです。

うどんこ病も殺菌剤で消毒しても、うどんこ病になりやすいまたは何か他の原因があってうどんこ病になっている場合は
何度もうどんこ病が出ちゃうわけですよ。他の原因っていうのは、もちろん周囲にうどんこ病の菌があって、バラになんらかの原因があるから
すぐに感染・重症化するって意味ね。農薬漬けじゃなく、かつ健康なバラなら、重症化しなかったり、或いは周囲にうどんこ病菌(菌糸?胞子?)があっても感染しないまたは
感染しても顕在化しない(症状があらわれない=軽微ですむ)とかね。

でも本やネットやプロの多くはまるで殺菌剤を散布すれば、うどんこ病が「治る」みたいな感じに書かれていませんか。
治るってことは、根治するって話だと思うんですが(つまり、頻繁にうどんこ病が発生しなくなるということ)
薬効が切れたら再び、うどんこ病が発生する場合って、根治とは言わないよね。
それこそ、時期によっては1週間に1回殺菌剤を散布だなんて、対症療法そのものでは。
ただ単に薬で症状を抑えているだけで、だらだらと薬を散布している期間だけ、うどんこ病が一見治ったように見えたり、または症状が抑えられているだけ。
これじゃ、誤魔化しているだけじゃんって思ってしまうんですが。
根本的解決にはなってないね。

人間だって不摂生して、飲酒ばかりしてたり、滅茶苦茶な生活をしていて具合が悪いから薬を飲んだって治らないでしょう?
やれ頭が痛いから鎮痛剤、運動不足や肥満で高血圧だから血圧降下剤、肝臓の数値が悪いから、コレステロールが…などなど薬を飲んでもダメ。
具合を治すには、生活習慣の見直し、規則正しい生活、食事を見直す、飲酒を控えるなどしなければ根本的解決になりませんよね??(一般論ですが)
それと同じ事だと思うんです。


バラの場合どうでしょう。
重要なのがまず用土と日照。それから肥料、水やり。
人間に例えるなら差し詰め用土は「家」、日照はそのまま、肥料は「食事」、水やりは「水分・血液」ってとこかなぁ(無理やり当てはめたらね)
根っこは「内蔵・血管」、茎は「身体」ってとこかなぁ。

じゃあ肝心の葉は??
例えるならバラの葉は喋れないバラの「言葉、気持ち、表情」ではないでしょうか?
そして花は…「笑顔、感謝の気持ち」なんちゃって。
でも葉は様々な症状を訴えていると思うのです。バラの病気に気づくのって初めのサインは葉であることが多くないですか?
例えば葉がうどんこ病や黒点になれば「具合が悪いよ」「風邪ひいた」、葉がだらんとしたら「喉が渇いた(水不足の場合と根が傷んだりして水を吸い上げられない場合もあり。でも結局水を吸い上げられない=喉が渇いた。対処法はそれぞれ違うけどね)」
葉がピンと立つと「調子いいよ」とかね。葉がピカピカ、ピンと立ってたら「おお、今日は元気だな」「やる気だな」って思いますけどね。
まるでバラがバンザイしているように見えることがあるもんで。
で、実際に思わずバラに話しかけてしまうことがあるのは内緒ねw


それで、無農薬・減農薬栽培っていうのは、これら用土、水やり、肥料などを理想に近づけることによって初めて可能になるのではと思います。
粗悪な用土を使って、バラの根の調子も悪いのに、いきなり無農薬栽培なんて無謀です。
人間に例えると、病気がちな人がいきなり翌日から朝から晩まで働きに行くようなもんでしょうか??


余談ですが、市販品、バラ専門店の用土はあらゆるものを試した結果、殆どが残念な結果でした。つまり、よくないと思われます。
特にバラ用土を積極的に扱っている店のは総じてよくなかったです、残念です。
でも…実はバラ専門店(あるいはバラを扱っている店)のバラ用土で3社の用土だけは割りと好結果が出ました(単体ではなく、特に2社のをミックスすると◎)
でもここで実名は書けないからなぁ。。。
いずれも宣伝はあまりしてない店です。いずれも赤「玉」土主体では「ありません」←かなりのヒント。
しかも3社とも大手?大々的に販売しているバラ専門店などより価格的に割安です。1社のは特にバラ専門店の半額くらい??
A社は、苗が比較的安価で良心的な店の土。赤土とか主体みたい。
B社は、独特の栽培理念を持った店(これは比較的わかりますよね)
C社は、バラ専門ではなく草花も取り扱ってる店。人の名前っぽい?安価。

Aの土を主体にしてBかCを50:50でミックス。
それプラス、微生物資材、sugoi-neちょっと、炭(くん炭じゃない)カニガラ、珪素系とか混ぜたら結構いけた。
多分ですが、B、C社は植物性堆肥オンリーかもしれない(B社は完全に植物性堆肥。C社はわからないけど、ピートモス主体?)
A社の土は内容物がよくわからないけど、一見ただの土に見えます。赤「玉」ではないです。牛糞は入ってなさそうだけど??


前も書いたけど牛糞とバーク堆肥はオススメできません。
牛糞使った堆肥を使うと何故だか、そのうち根がいじけてくるんですよ…
牛糞は酸化、分解過程で何か根によくない成分が出てくるんじゃないかと推測。



中途半端だけど次回に続く…








ドフトボルケ(ドゥフトヴォルケ)

ブラインド祭りでピンチしてやっと開花です。








サントゥール・ロワイヤル


相変わらず香りが素晴らしいですね









ティー・クリッパー

咲き進んでだいぶ散ってしまいました。で、先日の強風で↓




ベーサルシュートがポッキリ折れちゃった…









ローズ・ポンパドール

香りが素晴らしいです。でも耐病性はちょっと??かなぁ今のところ。









アニエス・シリジェル


沢山咲きますが、耐病性は??黒点に弱い気がする(ギョーのバラって黒点に罹りやすいような??)
でも樹勢でカバー、結果的に無問題。












グレッチャー

うまく撮影できませんでした…










アライヴ

海外では違う名前なんですよね??
昨年新苗で購入して初開花。香りに期待してたんだけど…あんまり香らないじゃんとがっかりしたのですが
晴れて気温が上がった時に、ようやく素晴らし香りに出会えました。
アプリコット(あんず)の香りでした。バラでは珍しい香りですわ。









レディ・エアルーム


沢山開花してきたんですが、なんせ枝が細くビヨーンとしなだれるから、上手く撮影出来ません…
香り?まあまあですかねー
奥のピンぼけはミセス・ジョン・レイン。撮影が追いつかなくて撮影できず散るバラも…










ウエッジウッド・ローズ


私的にはあんまり面白みがないかも…好きな方は好きでしょうね。











ベンジャミン・ブリテン

これも巨大化〜っていうか、かなりの大株です。
まだまだ開花中盤。











エロディ・ゴシュイン


結構房咲きになったんだけど、雨で傷んじゃった…




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